24時間365日お客様の製品を生産し続ける重責を担うため、装置の停止はお客様の不利益に直結してしまいます。毎日しっかりと起動し動作し続ける、そんな当たり前に思えることが意外と難しいのです。

FA化により均一化された品質の製品の安定供給が可能になると、次は時間あたりの生産数の増加、効率化が求められます。
装置の種類や処理内容により、生産能力の上げ方は様々です。

工場に納入すると長期間使用されることの多いFA機器。一般的なPCは1年程度で生産終了となります。
不具合時の対応が難しくなることはもちろん、後継機種に切り替えるための検証やソフトウェアの作り直しなど、多くの不安と面倒事がございます。

現在では多くの企業が生産拠点を日本から中国など海外へと移しております。PCを海外輸出するには、各国の輸入規制や電波法など、多くの壁が立ちはだかります。

24時間365日動作前提のポートウェル製産業用マザーボード・産業用PCを採用することで、安定した製品動作を実現可能です。
また、長期使用する上で故障が起こりがちな駆動部を無くしたファンレスシステムなどの提案も可能です。

「CPUパワーはいらないけれど、メモリの容量は欲しいんだよね。」純粋にCPUのコア数、クロックを上げるだけではない、貴社ならではの処理能力向上の方法をお知らせください。
お客様のご要望に応えるべく、ポートウェルジャパンでは1台から貴社専用PCを手がけます。ポートウェルジャパンのBTO PCにより、要望に完璧に合致したオリジナルの1台を手に入れてください。

ポートウェルジャパンでは、全てのボードを最低5年間は継続供給致します。CPUについてはインテル社が組込用途向けとして長期供給を約束している製品を採用、メモリやSSDについても産業用途専業メーカーの高信頼性・長期供給製品を採用し、部品固定に近い形で同じ製品を長く供給し続けることができます。

密な関係を構築しているIntel社のグループ企業となったAltera社のFPGA製品の開発も始めました。これにより、x86では実現できなかった低消費電力のシステム構築が可能となりました。また、コスト面でも優位性が保て、処理を絞った低価格装置向けの製品展開も可能となりました。

各種ISO認定を取得した自社工場で生産され、徹底した品質管理を行っているポートウェル製品ですが、さらに日本側で入荷物に対して全数の受入検査を行い、本社側とダブルチェックしております。その良否は、国際品質基準であるIPC-A-600、及びIPC-A-610に則り、判定しております。規格を満たさない製品の市場流出を止めるべく、定期的に社内教育も実施し、各人のスキルアップを図っております。

「どうしても標準品では機能が足りない」「基板に腐食防止のコーティングをしたい」
このような場合は、カスタム基板の開発を承ります。標準品のセミカスタムやCOM-Express/Qsevenモジュールを軸としたキャリアボードの開発、1枚基板をフルカスタムで開発することも可能です。

また、「起動時に自社ロゴを表示させたい」「自社拡張カードとのタイミング調整をしたいんだけど」といったご要望にもBIOSカスタムで対応出来ます。
ポートウェルでは自社内にBIOSエンジニアを抱えており、細かなご要望も少数からすぐに対応致します。

ポートウェルジャパン本社内にPCアッセンブリを行う工場を備えております。貴社専用PCを1台から製造できることに加え、お客様が自社で設計・製造している拡張基板や専用ユニットなど、弊社が市場で入手できない部品について、お客様からのご支給もお受けしております。
ドライバやアプリケーション設定を事前にお伺いし、皆様のお手元に届いてすぐに専用機として動作させることを可能にしています。

このように、ポートウェルジャパンでは、日本国内での20年の実績をもって、全方位よりお客様をバックアップ致します。